メタボリックシンドロームは、生活習慣の乱れによる肥満が原因でなります。また、メタボリックシンドロームは遺伝要因もあります。このため、血縁者でメタボリックシンドロームの人がいると、なりやすいということがいえます。肥満になると、組織での糖の取り込みがうまくできなくなります。インスリンの働きが弱くなるために糖の代謝がうまくいかないのです。さらに、肥満は生活習慣病を合併させる可能性が高くなります。生活習慣病とは「高脂血症」「糖尿病」「高血圧」などの症状を言います。生活習慣病になりやすい理由は、肥満が肝臓においてグリコーゲンを合成する酵素の活性を弱めるため、血糖値が高くなるからです。このため、メタボリックシンドロームは、生活習慣病を併発させやすいのです。これらは、1つ1つの生活習慣病が軽症であっても、併発した場合、非常に危険な状態になります。動脈硬化を早めてしまい、心筋梗塞などの危険性が非常に高くなるとされています。メタボリックシンドロームは早期発見、早期治療を心がけて、予防や対策をとることが重要です。
